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 *** 春分の日 ***

春分の日は、明治時代の「春季皇霊祭(しゅんきこうりょうさい)」という祭日が始まりです。
お彼岸のお中日でもあるこの日は、皇室でも歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式があるそうです。
時が経ち、昭和23年7月20日に現在施行している「国民の祝日に関する法律」が制定されます。
この時に春季皇霊祭は廃止となり「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として春分の日という祝日に改められました。
今日、春分の日は厳しい冬を耐えてきた生き物が前向きにやる気に満ち溢れると共に
草木が芽吹き春の訪れを感じる時期でもあります。オリーブの花
人も動物なので躍動的に切り替わるときです。
昼の長さと夜の長さが同じといわれるこのバランスの良い日に、雨ことばカフェさんをお借りして
シャバンティーとお茶の圭子先生と共に「調和」を考えるイベントを開催しました。
薬膳でも日頃からキーワードとしている“自然との調和” 。これが自身の心と身体の調和につながり、
バランスの良い環境、社会、そしてなにより健やかな自分自身の維持に繋がっています。
星座も一周めぐり、先頭星の牡羊座からまた新たな一年が始まります。
お彼岸のお中日でもあるこの時、ご先祖さまにも感謝の気持ちで手を合わせたいですね。
お墓にお参りにいく度にご先祖様あっての自分や子供たちだなあと思います。
冬の間、充電しておいたエネルギーをだんだんに外へと向かって出していきましょう。
薬膳では収斂(ひきしめ)の「酸味」は少なめに。弱まりやすい消化器系を養う「甘味」を気持ち大めに。
甘味といってもお菓子の甘さでなく、穀物をよく噛んでいるとでんぷんとなり、甘くなるその「甘さ」、
または春野菜がもつ甘さです。
そして気の巡りを良くする香の良い三つ葉やシソ、セリ等の山菜もとりいれましょう。
山菜は苦みもありますが、その苦味が眠っているからだを目覚めさせてもくれます。
これから山菜採りもたのしみですね♪。
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