季節に合わせて年に5回開催している薬膳教室。
「冬の薬膳教室」は駒ヶ根文化センターの昼クラス・夜クラスからスタートしました。
冬の過ごし方としては、冬眠する動物に習い、極力激しい運動は避けて、
春のために十分にエネルギー『気』を蓄えることです。
生れながらに持っている先天の気を蓄えている『腎』の養生がポイントになり、
その『腎』を補う『鹹味』(かんみ)という塩や昆布等の海草類、魚や貝類を使います。
写真は牡蠣と黒きくらげのかぶら蒸し。
駒ヶ根にオープンしたツルヤさんで地元信州産の朝鮮人参を売っていたので
薄くスライスしてかぶら蒸しの餡に使用しました。
この一品でもしっかり補気・補血ができそうです。
牛肉とにんにくの茎炒めに使う調味料はオイスターソースのみですが、
牡蠣の濃厚な旨みがぎっしり詰まっているのでしっかりとしたお味です。
そして寒さにも負けないように、体を温めるスパイス類を大めに使ったメニュー。
体で熱を起こすことで水分も消費してしまうので、デザートや薬膳茶で
潤す素材を取り入れました。
写真は棗とドライフルーツのコンポートを作っているところ。
今週はアン・ナチュール教室です。
文化センターとはお値段が違うので、牛肉炒めではなく、
こちらは金針菜とホタテの旨みを閉じ込めた
ローストビーフに入れ替える予定です。
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