月に1日、仕事も家事も忘れて、“自分の好きなことだけをして過ごす”最高の休日を
どんなに忙しくても捻出するようにしているわたしですが、体育会系の子供3人の大会観戦、
外部講師、ティーブレンド、お盆中の連日連夜のホテルでのトリートメント、旅行の企画・・・
8月は「目が回る」という意味がわかった一ヶ月でした。
それでもこの『至福の1日』をなんとか作り、以前から行きたかった森林セラピー発祥の地
といわれる木曽の『赤沢自然休養林』に行ってきました。
木曽といえばヒノキですが、わたしはヒノキの香りが大好きで、アン・ナチュールの建物
も躯体は木曽のヒノキなんです。セミナールームの天井もヒノキを使っていて、
お客様にもよく「ヒノキの香り」を褒めていただきます。
疲労度マックスな今回は、惹きつけられるようにこの地を訪れました。
夏休み中はきっと人人人・・・だったと思いますが、夏休みも終わっている平日だったので、
とても静かで、散策していてもほとんどすれ違うこともなく、川のせせらぎを聞きながら、
のんびり森の中で過ごすことができました。
昔、木材の運搬に使っていた森林鉄道にももちろん乗車。
想像とは違い、とってもかわいい列車で、往復2.2キロの道のりを爽快な乗り心地で
渓流沿いの風景を楽しむことができました。
乗車中に気になった「御神木」。20年に1度、伊勢神宮の御神体を安置する「仮御桶代木」
を奉納するそうで、3方から斧だけで切り倒す伝統的な「三紐伐」により切り出すそうです。
写真は昭和60年6月3日祭事の跡。
向かって左側が内宮(皇大神宮)、右側が外宮(豊受大神宮)の切株。
ここだけより神聖な空気でした。
そして18年ぶりに伊勢神宮にぜひお参りに行きたい!!と切願です。
森の中には、昭和40年の切株もありました。
後から調べたのですが、2013年の式年遷宮の御神木は2006年の5月に切り出されて
おり、もう神事が進行中ということを知りました。7年も要する重要祭事なんですね。
森に癒され、神聖な空気に心を洗われ、今日からまたan nachu-ru いい気の流れに乗れそうです。
9月 1, 2011 生活スタイル