秋雨が続きますね。お盆を過ぎると急に涼しくなって、夏の終わりを感じます。
まだ暑さの戻りもあると思いますが、この環境の変化にカラダがついていけない
方も多いのでは?トリートメントに来てくださるお客様も、カラダが重い、だるい、
頭が痛いと体調を崩される一歩手前の方が増えています。
秋の「乾燥」の時期がくるまでは、まだまだ利水作用のある黒豆や緑豆等の豆類や、
ゴーヤ、キュウリ、冬瓜等の瓜類がまだまだカラダの中で活躍しそうです。
とはいえ、陽気は涼しくなってきたのでかぼちゃや玉ねぎ等のカラダを温めてくれる
食材も取り入れていきたい時期です。そうするとちゃんとかぼちゃが収穫できる
るから、「身土不二」=暮らす土地で育った旬のものを食べるという
教えは理にかなっていることがわかります。
わたしたち人間も自然の一部。
土地の気候や風土と切り離すことはできません。
その土地で、その季節にできるものが、その土地に生きる私たちにとっても一番
良いもの。日本人は四季に恵まれ、長い間魚や穀類を中心にした食事をしてきました。
長い歴史の中で、日本人は腸が長く、穀類を消化するのに適した体になっています。
食の選択肢が多い現代こそ、旬を感じ、自身の体と向き合うことが大切ではないでしょうか。
ちなみにかぼちゃは「潤い」の性質が強いので、水太りや、むくみがひどい方は
少なめが良いと思います。
かぼちゃに多く含まれるβカロチンは、皮に多く含まれるので、煮物もスープも
皮ごとがおすすめです。スープにはバターを使いますが、βカロチンは油溶性なので、
吸収を高めることもできます♪♪。
昨日は父母が作ってくれた採れたてのかぼちゃを丸ごと1個使って、かぼちゃスープ
を作りました。大鍋にあふれんばかりの大量のスープは、父母、実家へも鍋で配り、
今夜我が家ではかぼちゃのピザに変身です。
8月 25, 2011 食