5回にわたるトリートメント教室、今日は3回目。
一通りの手技の説明と練習が終わりました。
いつも練習風景を撮影しようと思うのに、わたしも実技に必死で
気づくとお茶会風景ばかり・・・・。
次回こそ、みなさんがセラピストのように奮闘している様子をお伝えしたいと思います。
今回は日曜クラスの皆さんです。お一人欠席されたので、今回は3名様ですが、
通常4名様で、ほんわか癒し系のクラスです。
いろいろな教室にご参加いただいている中川にお住まいのM様が、お庭のさざんかとろうばいを添えて、
おいしい羊羹をくださいました。
春の訪れを感じながら、講習の緊張や疲労が“甘いもの”のおかげですぐにほぐれていきました。
季節のうつろいを感じられる素敵なお庭なのでしょう。
この日は、看護師のH様と補完医療の必要性について、お話できたこともうれしかったです。
お医者様に病気そのものを治療していただくことがまず先決だけれど、
その後の心のケアこそが大切だということ。
たとえ病気自体は完治しても、失うものが大きいことも。。。再発という不安、手術後にガラリと変わる
生活スタイル。。。そして病気を治せないケースも数しれず。
事ある毎に、そんな不安な時間を乗り越えていかなければならない。
もっと話を聞いてもらって、相談できる場所があったら、と思います。
アロマテラピーのトリートメントは、手だけ、足だけでも可能なので、病院のベットの上でも簡単にできます。
手と手が触れ合うその間に「オイル」が加わることで、滑らかな心地良さを感じていただけます。
漂う「かおり」が、固くなった気持ちを解きほぐしてくれることでしょう。
何よりも、施術する方が、施術される方を大切に思う気持ちが、すーっと伝わります。
2年ほど前、Y社での簡単トリートメントの講習会の後に、入院されているご親戚の方にハンドトリート
メントをしてさしあげた受講生のお話を伺ったことがありますが、
“触れる”ことがどんなに心を解きほぐすことか。
受けられた方は涙を流して喜ばれていたそうで、トリートメントを学んでよかった、とのことでした。
今回受講してくださっている方々も、癒してあげたい方がすぐそばにいる方ばかり。
難しい手技や手順は付録のようなもの。
この癒してあげたい気持ちこそが、一番のセラピーになることでしょう。
3月 2, 2011 教室・セミナー